平成20年3月期の事業分野別営業状況について
当社グループは、当社を純粋持ち株会社として、人々の生き方・働き方をサポートし、社会に対して人材を送り出していく会社を目指して、主に人材関連事業、教育事業及び介護事業を展開しております。 当社を取り巻く事業環境は、人材関連事業におきましては、マーケットの拡大は続いておりますが、大手企業によるM&A等の業界再編の動きが見られております。教育業界におきましては、教育ニーズが高度化・専門化する中で、淘汰・再編や業務提携等の動きが進んでおります。介護業界におきましては、高齢化の進展によりマーケットは拡大しておりますが、異業種からの新規参入等により、競争が激化しております。
このような状況下において、当社グループは、「お客様目線で事業再構築、そして業績回復」を当期の経営方針に掲げ、主に人材関連事業における収益拡大と教育事業における利益率向上に努めてまいりました。
その主な取り組みとして、人材関連事業は、営業体制の強化及び地域密着の営業展開を一層推進するための事業所の新規開設を進めるとともに、登録者の確保・育成に努めました。教育事業は、新規講座の開発に努める一方で、不採算事業の見直しや一部校舎の閉鎖等を実施いたしました。介護事業は、新たに介護付き有料老人ホームの運営を開始するなど、事業所の新規開設を推進いたしました。
また、新規事業の迅速な立ち上げを目的として、ヒューマンエヌディー株式会社を設立いたしました。当社グループにおける教育事業の再構築を図るために、同社にヒューマンアカデミー株式会社の事業の一部を移管いたしました。
以上の結果としまして、当期における業績は、売上高につきましては人材関連事業の伸びに前期比8.9%増の72,338百万円となりました。しかしながら、利益面では、教育事業における売上の減少により、経常利益は前期比54.8%減の955百万円となり、主に教育事業における固定資産の減損損失や校舎の閉鎖・縮小に係る損失引当金等を特別損失として計上したことにより、当期純損失は2,272百万円(平成19年3月期は1,044百万円の当期純利益)となりました。